歴史的な背景から、日本に対して好意的な感情を持てない中国人も少なくはない。しかし、中国の経済発展に伴って中国人の生活も大きく変化し、日本に対して関心や興味を持つ「知日」という動きが増えているのも事実だ。中国メディアの快資迅は23日、中国人が「日本で生活して初めて知ったこと」として、中国人が注目した日本人特有の考え方や習慣について紹介する記事を掲載した。

 中国人のなかにはメディアの影響からか、「日本人女性は物静かで、結婚したら仕事を辞めて家庭に入る」というイメージを抱いている人が多い。日本ではすでに共働き世帯が増えていて、中国人の認識やイメージとはギャップが生じているのだが、記事は中国人が観察した日本人女性の独特の習慣やしぐさについて伝え、「外出の際は必ず化粧をする」、また、「食事の際は一口が非常に小さく、口元の汚れを気にしながら上品に食べる」と指摘した。

 中国人女性も化粧をし、美容に対する意識は高いが、スキンケアが中心で普段はほとんど化粧はしないという中国人女性は多い。また、日本人女性と比べると自分の意見をはっきりと主張し、男女対等という強い意識を持っている中国人女性が多いため、日本人女性と接してみると、その習慣やしぐさから「静かで控えめな印象」を受けるようだ。

 また、日本人の生活スタイルや人生について、中国人から見ると「欲がないように映る」と指摘し、日本人は猫を飼い、年に1回の海外旅行を計画するといったことで、生活に満足を得ているように見えると紹介した。これに対し、中国人は良い家に住み、良い車に乗り、早めに一儲けして自分で事業を始めることを計画する人が多いと指摘し、より良い人生に向けて「常に強い欲望を抱いている」と主張した。

 さらに、日本人と中国人では仕事に対しての考え方が異なるとして、「日本人の多くは昇給しなくても、それを理由に退職する人は少ない」と指摘。1つの会社で長く勤めあげることが良しとされ、「転職することは失敗者と見られることもある」と説明した。一方、中国では技術や実力に伴って給与も上がるので、給与に不服を感じて転職するのは普通のことで、転職が不利な経歴と見なされることはなく、給与や待遇に不満を抱えた人はすぐに転職してしまう。給与や待遇に不満があっても、それを言わずに耐え続けるなど、中国人からすればあり得ないことのようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)