中国メディア・東方網は24日、「日本人はどうしてうな重をこよなく愛するのか、その製作過程を見たら理由がすぐに分かった」とする記事を掲載した。記事の作者が感じたのは、「手間暇をかけて作りあげたものに対する、日本人の価値意識」のようだ。

 記事は、「ところ変われば人びとが好む食べ物も変わってくる。文化的に共通点もある中国と日本だが、日本人が最愛する食べ物はうな重なのだ。日本人はうな重に対して特別な思い入れを持っているのである」とした。

 そのうえで、日本人がうな重を愛好する理由について「実はその製造過程を見ればすぐに理解できるのだ」と指摘。うな重を作るには非常に手間がかかり、生きたウナギを氷で締めて大人しくさせるとともに、ウナギの風味を保つところから始めなければならないとした。

 そして、絶命させたウナギを捌いて内臓と尻尾を取り、開いた肉の部分に串を打って炭火で焼くと紹介するとともに、果物の木の炭を使った方がウナギに良い香りがつくなど、焼くのに用いる炭にもこだわりが出ると説明。絶妙な炭火の火加減と、焼いてはタレにつけ、タレにつけては焼きを繰り返すことによりタレが十分に染み込みつつ、外側がパリッとした食感を持つ極上の食感になると伝えている。

 かくして、丹念に焼き込んだウナギを適当な大きさに切ってご飯の上に乗せ、そこに再びタレをかければうな重の出来上がりだ。記事は、「本当に手が込んでいると言える。こんな手間がかかったうな重を見て、心は動かされないだろうか」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)