中国メディア・東方網は25日、日本の自動車業界の視察に訪れると、道路を走っている自動車がみんな新品同様にきれいなことが印象に残るとする記事を掲載した。

 記事は、「日本に行ったことがある人はみんな感嘆するが、日本の自動車はどうしてあんなに新しく見えるのか。まるで日本には古い車がないみたいだ。古い車はどこに行ってしまったのか」とした。

 そのうえで、日本の自動車がみんな新しく見える理由を3つ挙げている。1つめでは「変態的な厳しさの車検のプレッシャーから、メンテナンス作業が非常にしっかり行われ、良いコンディションが保たれている」ことに言及。日本の車検制度は世界で最も厳しいと言われており、新規登録時は3年後、2回目以降は1年おきに車検を受ける必要があり、メーター、ライト、ハンドル、ブレーキ、サスペンションなど60を超える項目について細かく検査が行われると説明している。

 2つめは、都市部ではバスや電車、地下鉄といった公共交通システムが充実しており、中国ほど日常的な自動車の使用頻度が高くないため消耗が少ないとした。そして、3つめには、日本の空気はきれいで自動車が汚れにくいことを挙げている。一方で、中国の多くの地域では土埃が多いため、新車でもしばらく乗れば、くたびれたようになってしまうと指摘した。

 記事はまた、日本では車検代が安くないため、多くのユーザーが1回目の車検前、または2回目の車検前、すなわち新車購入から3年または5年で新車に買い替えてしまうという情報がまことしやかに流れているが、これは事実とはかけ離れていると説明。日本人が比較的早いサイクルで自動車を乗り換える理由の1つには、「2年が経つと半額、8年経てば価値がなくなる」という具合に、日本の自動車市場では減価償却が非常に早く進む点があるとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)