中国では旧暦で新年を祝う習慣があるため、新暦の元日にあたる1月1日しか休みはない。それでも日本でお正月を過ごす中国人もいることだろう。また、2019年からは中国人学生に対するビザの発給要件が緩和されるため、ますます多くの中国人が日本を訪れることが予想される。

 中国メディアの捜狐は23日、「日本を個人旅行で訪れる場合に注意する必要があること」として、同胞が日本で戸惑ったり、習慣の違いゆえのトラブルを避けられるように注意喚起する記事を掲載した。

 記事は、日本では商品やサービスすべてに「8%の消費税」がかかること、「タクシーの料金が高い」こと、「ホテルに週末価格があり、価格が変動する」こと、「日本では偽札は出回っていない」など「お金」にまつわる習慣の違いを紹介した。確かに中国では消費税がないため、日本では表示価格に税金が加算されることに戸惑う中国人はいるかもしれない。だが、旅行客であれば免税手続きをすることで消費税は戻ってくる。

 また、中国では人々の足代わりにタクシーが使われていて、安い料金でタクシーを利用することができる。それゆえ、中国と同じ感覚で日本でタクシーに乗ったらビックリすることだろう。また、偽札が多く出回っているため、受け取った紙幣が本物かどうかその場で調べることが当たり前だ。だが、日本でその行為をしたら、日本人から白い目で見られることだろう。

 次に生活習慣の違いとして、飲食店では「冬でも冷たい水が提供される」ことや、ラーメンを食べる際には「音を出して面を啜る必要がある」、「コンセントの形が異なっている」ことを注意するように伝えている。東洋医学の考え方が染み付いている中国人は体を冷やす食品を嫌うゆえ、冷たい水は極力避ける傾向にある。

 最後に記事は、日本でのマナーについて「電車の車内で携帯電話で話をしてはいけない」ことや、「歩きタバコは禁止である」ことなどに気をつけるように伝えた。中国では公共交通機関の車内で携帯電話で通話する人は珍しくないが、周りの人も全く意に介さない様子で、「迷惑」という概念がまるで存在しないかのようだ。また、喫煙者の多い中国では歩きタバコをしている人の姿を見るのは日常茶飯事であるゆえ日本滞在中は注意が必要だろう。

 毎年多くの中国人が日本を訪れているが、習慣や制度には日中で異なっている部分がある。訪日する前にはある程度日本のことを勉強しておいて、日本滞在中に恥ずかしい思いをしたり金銭トラブルに巻き込まれることなく旅行を楽しんでもらいたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)