国や地域によって育まれる文化や習慣に相違があるのは当然だが、そうした背景を理解しない人には奇妙で不可思議な行動に映ることがある。中国メディアの快資迅は21日、「中国人から見て奇妙に感じられる日本人社会の習慣」について説明し、日本に対する理解を深める記事を掲載した。

 日中では教育に対する概念や環境にも様々な違いが存在する。記事が注目したのは日本の「進学塾」で、「日本には塾が非常多く存在し、子を塾に通わせることはごく一般的である」と指摘。また塾の目的は非常に明確で、生徒の希望する学校に合格させることであり、子どもの能力や学校での授業に対応したカリキュラムが組まれ、効果を上げていると説明した。

 中国にも「補習班」と呼ばれる塾が多くあり、子どもの苦手とする教科を補足するために通わせている。また夏休みが2カ月もあるので、学校の代わりに通わせて親の負担を解消するためによく用いられているが、日本の「進学塾」は希望する学校に合格させるという目的に特化した存在に感じられたようだ。

 他にも、中国人から見ると「日本人は本をよく読んでいる」と感じられ、電車のなかなど短い移動時間でも本を読む人の姿は奇妙に映るようだ。電子化が進んでいるにも関わらず、紙の本を好んで読み、またあらゆる年齢の人が読書しているのも不可思議に感じられるという。また、どこでも時間があれば本を読む習慣のある日本人ならではとして、「本にカバーをしている」と指摘。これは、高価な本を保護するとともに、「本の内容を他人に知られないようにする目的があり、更には本を保護することで中古で高く買い取ってもらうこともできる」と理由を説明した。

 また、日本では独自のコンセプトを持った書店が増加しているが、中国書籍を専門に扱っている書店まであると紹介し、「日本人の読書好きはここまで達しているのか」と衝撃を与える存在だと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)