中国国内でも街のいたるところでコンビニエンスストアを見かけることができる。だが、多くの中国人消費者にとってコンビニの利用場面は軽食を買う程度にとどまっていて、食べ物を買うならスーパーを利用するという消費者は少なくない。

 これは中国のコンビニが日本ほど「便利」な存在でないことが理由の1つのようだが、それゆえ訪日中国人が日本のコンビニを利用するとあまりの便利さに驚いてしまうのだという。

 中国メディアの快資訊は24日、中国人消費者にとってのコンビニはお菓子や軽食を買うだけの場所であると伝える一方、日本ではコンビニは消費者にとってなくてはならない存在だと伝え、その理由は「日本のコンビニには『便利さ』が詰まっているからだ」と伝えている。

 記事は、日本の2017年におけるコンビニ全店の売上高は10兆円を超えており、これは、スリランカやベラルーシなどの国内総生産を超える規模であると指摘し、いかに日本でコンビニが大きな産業となっているかが分かるだろうと主張。そして、日本でコンビニがこれだけ支持されているのは、日本のコンビニが「普通」ではないからであり、その利便性は「尋常ではない」と論じた。

 たとえば「食べ物」を見ても、日本のコンビニで売られているのは美食ばかりだと強調。店内のスペースは限定的であり、売れないものを置く余裕がないことから、日本のコンビニで売られる食べ物は売れ筋の美味しいものばかりだとし、暖かい食べ物から冷たいものまで、季節や気候にかかわらず、美味しいものが揃っていると指摘した。

 さらに、日本のコンビニでは熱々のコーヒーが買えたり、ATMで現金を下ろすことができたり、宅配便や衣服のクリーニングサービスを頼めたり、各種チケットの受け取りができたりなど、まさに至れり尽くせりだと指摘。また、衛生用品や日用品なども質の高い製品が販売されていて、日常生活で生じるあらゆるニーズに対する解決策が1箇所ですべて提供されているのが日本のコンビニであると伝え、その利便性に訪日中国人が驚くのも当たり前のことだと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)