日本では毎年11月になると学園祭を行う大学が多く、地域の人々や進学を考える高校生にとって大学の雰囲気を楽しむ良い機会となっている。中国メディアの捜狐は20日、日本の大学祭を体験した中国人の見解を紹介する記事を掲載した。

 記事は、「中国でも学生の団結や交流を目的とした学園祭のようなイベントがあるが、日本の大学祭とは大きく異なる」と指摘。日本の大学祭は、大学で行われ続けている1つの文化であり、学生が主体となって行うイベントだと説明した。さらに3つの条件があり、「学生による実行委員会は必ず大学事務局の認可を得ること、開催は校内の敷地に限られること、また、すべて学生の実行委員会主導で行うこと」と定められていると主張した。

 日本の大学祭は、費用も含めすべて学生たちが主導するので、費用を抑えるためにあらゆるものが手作りされ、学生達の創意工夫が凝らされている。こうした点は中国の大学と大いに異なり、正門のゲートや横断幕、ステージなどは発注されて設置されるので、学校主体という印象の方が強い。

 また、日本の大学祭は学生の友人や家族以外に、他校の生徒や地域の人々が自由に見学することが出来るので、学生たちも一般見学者を意識して、楽しませるための展示物や出店などを用意していることに驚きを表している。

 特に注目したのは留学生たちのブースで、中国人を含む数カ国の学生たちが作った出店は、他の学生たちのものと異なる特色を持たせていて、「学園祭の中で一番人気となっていた」と紹介。このように、日本へ留学した中国人学生たちが日本での学園生活を謳歌し、中国の大学では体験できないことをしていると紹介した。

 中国人にとって日本は今も旅行先としても、留学先としても注目されている。こうして日本の学園祭の様子を知ると、さらに日本へ留学したいと思う学生が増えるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)