東京はアジアのみならず世界的に見ても最大級の都市だ。一方、中国の上海市は昔から国際都市であり、首都・北京を上回る大都市だとの意見もある。中国メディアの快資訊は21日、「日本と中国の最大の都市をそれぞれ比べてみたら、どれだけの違いがあるか」と題し、東京と上海を比べる記事を掲載した。

 記事が東京と上海という2都市を比べているのは、それぞれ経済面で最大の都市だからという理由のようだ。東京の域内総生産(GDP)について、2017年の時点で9750億ドル(約108兆円)と紹介、それに対して上海は3兆元(48兆5000億円)だったという。中国の都市のGDPで、1兆元を超えたのは上海が初めてだと、上海がいかに発展しているかを強調しているが、GDPだけを見れば東京の半分ほどにすぎないことが分かる。

 記事は、この東京と上海との格差を「意外」に感じたそうだ。しかし、上海には将来性があると指摘。ここ数年の発展は「猛進」ともいえ、10年前は東京と比べるなど考えもできなかったほどであり、このまま成長を遂げていけば東京との差も小さくなる一方だと前向きにとらえている。

 さらに、インフラ建設から見た格差については、「上海はすでに先進国に追いついた」と主張。東京に地下鉄が導入されたのはかなり早かったが、上海の地下鉄利用者は1日に1083万人という人数で、今では東京にも負けていないと胸を張った。

 しかし記事は、東京は路上にごみをみかけないほどきれいであり、これは東京から学ぶべき改善点である、とソフト面では差が付いていることも認めた。急速な発展を続ける上海。新技術が次々と導入され、近未来的になっているのが印象的だが、まだまだ日本から学ぶことは多いようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)