中国では日本旅行が人気となっており、毎月多くの中国人が日本を訪れている。中国人にとって観光地としての日本のイメージがあまりに良すぎるためか、日本を訪れて期待を裏切られたと感じる人もいるようだ。中国メディアの快資迅は19日、「中国人観光客が増えるにつれて、日本の実態が暴かれて、日本人は面子を失っている」と主張する記事を掲載した。

 かつて日本を訪れた中国人が口々に語った感想は「どこへ行っても、街全体が非常に清潔」というものだった。なかには「新品の靴底が少しも汚れなかった」などと語る中国人もいて、日本の清潔さや人々のモラルの高さなどが誇張されて伝わり、「日本はゴミがまったく落ちていない民度の高い国だ」というイメージができてしまったようだ。

 記事は、「日本の大都市は表面的には中国よりも環境や公共の秩序などが優れていて、買い物を楽しむには大きな魅力がある」と指摘。しかし、人が密集する都市部ではゴミが散らかっていたり、混乱を目にすることがあるとし、特に「クリスマスや新年の時期に行われるイベントでは顕著になる」と主張した。

 続けて、「街を散策すれば川の水が澄んでいないばかりか、ゴミが浮かんでいるし、信号を無視して横断する人もみかけた」と主張。日本人と中国人のモラルやマナーはたびたび比較されるが、「日本人だって完璧というわけではない」とし、日本に対して冷静な見方をするよう促した。

 日本人からすると、中国人の日本に対する見方が神話の域に達し、都市伝説のようになっていることに驚きを感じるのではないだろうか。「日本では落し物は必ず戻ってくる」、「携帯をテーブルに置いていても盗まれない」などといった話は中国でも有名であり、確かに落し物が無事手元に返ってくる可能性はあるものの、必ずとは言い切れないのも事実だ。それゆえ、こうした話をそのまま信じたら痛い目にあう可能性もあるわけだが、良いイメージがあるというのは嬉しい事でもあり、期待を裏切ってしまわないような行動を心がけたいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)