中国では一般的に外出中に出たゴミを持ち帰るという習慣はない。それゆえ近くにゴミ箱があればゴミ箱に捨てるが、なければ「ポイ捨て」する人が多い。一方、日本では自分の出したゴミは持ち帰って処分するか、ゴミ箱に捨てることが当然のマナーとなっている。近年、日本を訪れる中国人が増加しているが、ゴミの処分方法の違いに戸惑う中国人は多いようだ。

 中国メディアの捜狐は19日、「日本でのゴミの処分方法」という主題で記事を掲載し、日本を訪れた際に行うべきゴミの処分方法について伝え、「ゴミを正しく処分できてこそ、日本人から白い目で見られることはなくなる」と紹介している。

 記事はまず、日本を訪れる中国人が増加しているゆえ、日本人は観光収入が増えて喜んでいる反面、中国人観光客のゴミ処理方法に「怒っている」と伝えている。また、たとえゴミ箱に捨てたとしても、捨て方を間違えていたとすれば、これも日本人から「白い目で見られる原因となってしまう」と指摘した。では、観光客はどのような点に気をつける必要があるのだろうか。

 記事は、「日本ではゴミを分別して捨てる必要がある」こと、また日本では景観を損なうといった理由から、観光スポットにゴミ箱が設置されていないため、「ゴミ袋を自分で用意していく必要がある」ことを指摘。さらに、たとえ店の前にゴミ箱が設置されていてもそれはその店専用のゴミ箱であり、「別の店で購入したもののゴミを捨てることはしないように」と注意喚起し、こうした行動ができてこそ、日本人に白い目で見られず、観光客として歓迎されることになると論じた。

 中国では街の至るところにゴミ箱が設置されている。また、分別する必要はなく、家庭ゴミもいつ捨てても問題ない。非常に便利であるが、ゴミ集積所は不衛生だ。こうした環境に慣れている中国人が日本を訪れたら、ゴミの処分方法に戸惑ってしまうことだろう。日本を訪れる前に、ある程度日本のことを学んでおけば、日本人から白い目で見られ嫌な想い出を作らずに済むはずだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)