世界各国のメーカーが激しい競争を繰り広げる中国の自動車市場。日系車は品質と信頼性の高さで、中国人消費者の支持を集めており、外資ブランドとしてはドイツ系に次ぐ2位のシェアを獲得している。

 その中国市場で2018年11月の販売台数に異常が生じたのだという。中国メディアの今日頭条はこのほど、販売台数が急激に減少したドイツ車が多々見られる一方、日系車の販売台数が伸びていると伝え、「自動車市場の減速という影響すら感じさせないほどの好調ぶり」だと紹介した。

 世界最大の自動車市場であると同時に、まだまだ大きな伸び代がある中国自動車市場には世界中のメーカーが参入していて、日本ではあまり見かけないメーカーの車も数多く走っている。しかも、中国市場では外資ブランドだけではなく、中国メーカーも数多く存在するため、市場における競争は極めて熾烈だと言えるだろう。

 記事は、中国自動車市場における競争は「極めて熾烈」であり、毎月発表される前月の販売台数のランキングは各メーカーが大いに注目するところだと強調。そして、このほど発表された18年11月の販売台数ランキングでは「日系車の販売が大幅に伸びる一方、外資ブランドとしてトップシェアのドイツ車に異変が起きた」と指摘し、前年同月比で販売台数を減らす人気のドイツ車が目立ったことを紹介した。

 一方、日系車は中国自動車市場が減速傾向にあるにもかかわらず、「その影響はほとんど受けていないばかりか、むしろ販売を伸ばしているのは驚き」であるとし、新モデルの積極的な投入や若い消費者をターゲットにしたモデルチェンジなどが奏功したと強調。そして日系メーカーの積極的な施策がドイツ車の販売に打撃を与えたことは想像に難くないと指摘した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)