忘年会に新年会と、この時期は何かと飲み会が増える。酒の席は無礼講などと言われることもあるが、そうはいっても知らず知らずのうちに守っている飲み会のルールは結構ある。中国メディア・東方網は21日、日本での忘年会に参加するうえで留意すべき点について紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本人にとっては当たり前かもしれないが、日本の飲み会に慣れていない外国人にとっては「そんなこと言ってくれなきゃ分からないよ」と感じそうな日本の忘年会における暗黙のルールを8つほど紹介している。

 最初の4つは、「乾杯の発声をする前にお酒を飲むのは失礼であり、みんなで『乾杯』と叫ぶまでは飲むのをガマンすること」、「隣の席のグラスが空っぽだった時には、進んでお酌をすること」、「目上の人からお酒を勧められた場合は、グラスをしっかり両手で持って受けること」、「もし、これ以上飲みたくないという場合は、グラスを空にしないこと。空にしてしまうと、まだ飲みたいのかと思われてお酒を注がれる」とした。

 中国でもお酌をすることはあるが、基本的には自分のペースを守りつつ自ら酒を注いでは飲むスタイルだ。一方、日本では、周囲の人のペースに気を配り、グラスが空っぽになったらすぐにお酌をしたり、「何か飲みますか」と尋ねたりする配慮が求められることがしばしばある。「空気を読む」ということにもつながるこのような習慣は、中国の人にとってはなかなか難しいことだろう。

 残りの4つは、「日頃のうっ憤を晴らしても構わないが、節度は必要。他人を不愉快な思いにさせないようにすること」、「冗談もほどほどにすること」、「酒で気持ちが大きくなったところで、気になる女性に告白するのもいいが、やりすぎたり過剰なボディタッチには注意すること」、「大量に飲んでしまいがちだが、酒量に気をつけること。前後不覚になるまで飲んでしまうと、寒い路上に寝転んで場合によっては凍死する恐れもある」とした。

 「冗談もほどほどに」については、「鍋に他人の顔を突っ込ませようとする」というのをやり過ぎの例に挙げている。どうやら、先日週刊誌などで取り沙汰されたパワハラ疑惑に因んだようだ。酒量にしろ言動にしろ、節度をわきまえてこそ楽しい忘年会。もし、日本式の飲み会に慣れていない外国人が参加する場合は、彼らが楽しく飲めるような配慮をすることも必要だろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)