忘年会、クリスマス、年越し、お正月とイベントが目白押しになるこの時期、気になるのは暴飲暴食。分かっていてもイベントとなるとテンションが上がってしまってがっつり飲み食いしてしまう。中国メディア・東方網は21日、「肥満率が低い日本人、上昇し続ける中国人、その差は食習慣に関係していた」とする記事を掲載した。

 記事は、日本で肥満率が低い理由として4つの点を挙げて説明している。1つめは、日本料理のカロリーが中国の料理よりも低いことを挙げ「日本料理は食材本来の味を最大限引き出すことを主眼に置き、あっさりとした味付けである。また、脂質の多い肉食を好む中国人に対して、日本人は良質なたんぱく質を多く含む魚をよく食べる」と説明した。

 2つめは、適切な調理方法を挙げている。日本料理でよく用いられるのは蒸す、煮る、茹でる、和えるといった調理法で、そのまま生食するものもおおいと指摘。かたや中国でポピュラーな調理法はたっぷりの油で豪快に炒めたり揚げ焼きにしたりといったもので、油はもちろんのこと、塩分も多くなりがちであるとした。

 3つめは、地中海式食事法を挙げた。野菜、果物、穀類、海産物、豆類を主に摂取し、肉はたまに食べる程度にするという食事法で、豊富な種類の食材を摂取できるうえに低カロリーであるとした。これは日本の習慣に基づいて提唱されているヘルシーな食事法ではないのだが、日本の飲食習慣がこの食事法に近いと記事の作者は考えたようである。

 そして、最後に挙げたのは、発酵食品をたくさん摂取すること。こちらは確かに日本らしい食習慣と言えそうだ。記事は納豆、みそ、漬物といった発酵食品はビタミンなどの栄養素を豊富に含んでおり、腸内細菌のバランスを整えるうえでも役立つと紹介した。

 この時期、バランスのよい食習慣を保つのはなかなか難しいが、1年をスッキリと納めて健康に新たな年を迎えるために、できる限り食生活のコントロールに努めたいものである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)