日本人にとってはごく当たり前の事柄であっても、中国人を驚かせる奇妙な行動や習慣は少なくないようだ。中国メディアの今日頭条は17日、「中国人からすると奇妙に感じる日本社会の習慣」について紹介する記事を掲載した。

 日本で発生する自然災害のニュースは中国でも報道されるが、「災害時であっても落ち着いて指示に従っている姿」は中国人を驚かせている。もし、中国で交通機関が急に停止し、情報が少ないなかで長く待たされる場面が生じれば、大きな声で騒ぎ立て、皆が自分勝手な行動を取り始め、さらなる混乱が生じるだろう。しかし、日本人は「文句を言うことなく、辛抱強く耐える」と指摘し、こうした習慣や態度は中国人にとって非常に不思議に感じられると指摘した。

 他には、日本では製品の販売方法の1つとして「1カ月無料」、「お試し期間」といったものがあるが、こうした試供品や試食の提供などによって、「まず商品を無料で体験してから購入できる」のは、中国ではあまり見かけないサービスだと紹介した。逆に中国でよく見るのは、「買一送一」という方法で、「1つ買うと、同じものがもう1つ無料でついてくる」というものだ。つまり製品1つの値段で2つ買うことができるというもので、時には製品1つ分の値段で3つ買える「買一送二」など、かなりお得な売り方もある。

 また、SNSが普及した今でも、「日本人は手紙やはがきで挨拶をし、自分の近況を伝える習慣が残っている」と紹介し、これも中国人からすると合理的な方法には感じられず、「SNSのグループに一斉送信すれば済むのに」と考えてしまうようだ。

 日本では以前と比べると数は減っているとはいえ、今も「新年のあいさつ、結婚、出産、引っ越し」など、直筆の言葉を添えて手紙やはがきを送る習慣が残っている。中国では新年や結婚、出産、新築などお祝い事には「紅包」というご祝儀を渡すのが伝統的な習慣だが、非現金決済が進む今、スマホ上で「紅包」のやり取りをしても、それが失礼には当たらなくなっており、そういう意味では中国人の方が変化に柔軟と言えるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)