日本と中国は同じアジアの国として文化や人びとの習慣には共通点が多く存在するが、中国メディアの快資迅はこのほど、「日本人と中国人の生活習慣には異なる点も多々ある」と指摘する記事を掲載した。

 確かに日本人と中国人の外見は似ており、文化面では漢字、仏教など思想や概念の上で共通する土台があるかのようにも思われる。しかし、近年日本を訪れる中国人観光客が増加するにつれて、「両国の生活習慣には大きな相違点も存在する」ことを知る中国人が増えているようだ。

 たとえば日本と中国の都市機能はハードの面で言えば大差はないと言える。それゆえ、初めて上海を訪れる日本人であっても、地下鉄を利用する際に路線図を見て、駅構内の表示をたどって行けばそこまで戸惑うことなく目的地に行けるだろう。しかし、日本の地下鉄を利用する中国人は切符の券売機に呼び出しボタンがあって、そのボタンを押すと「本当に駅員がサポートしてくれる」ということに衝撃を受けるという。

 また、今やスマートフォンは現代人の必需品だが、その使い方にも日中では相違があると指摘。中国人は「日本人が仕事中にスマホで遊ばない」と驚くというが、逆に日本人ならこれは社会人の常識なので「中国人は仕事中も私用でスマホを使っているのか」と衝撃を受けることだろう。

 他にも、中国のキャッシュレス化は日本より格段のスピードで中国人の生活に浸透している。たとえば、スマホアプリの多くはキャッシュレス決済と連動しており、アプリによる通販は瞬時に決済され、後は指定場所に商品が届くのを待つだけという手軽さだ。ゆえに、「読書家の多い日本人は、古本販売店をよく利用する」と指摘したが、中国人はこうしたサービスを提供するアプリを利用して、「手元の本を欲しい古本と交換できる」と主張した。

 記事はこの他にも日中両国の生活習慣には様々な相違があることを指摘しているが、中国人から見ると「日本人は意外なところでアナログな方法や人間味のある対応を好む」という傾向があると感じられるようだ。また一方で、「中国の方がより便利な事も多い」と、現代化した両国の相違に驚きを見せている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)