日本は国内総生産(GDP)で中国に追い越されて以降、その差は今ではおよそ3倍にまで広がった。とはいえ日本には今でも中国より進んでいる分野が多くあるようだ。中国メディアの快資訊は19日、「日本はアジアで最も発展した国として、中国よりもどんな分野がどれだけ進んでいるのか」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、日本は小さな島国でありながら、世界第3位の経済大国、またアジアで最も発展した国として、中国よりも発展しているのは認めざるを得ないと紹介。特に3つの分野で発展しているという。

 1つ目は「環境」だと紹介。日本を「世界で最もきれいな国」と称し、道路にごみが落ちているだけでなく、痰を吐く人も少なくない中国とは大きな違いだと指摘した。また、日本が中国と全く違うのは、都市でも田舎でも同じレベルのきれいさで、人の集まる駅でさえ清潔さが保たれていることだと伝えている。

 2つ目は「福祉」だという。教育を重視する日本では、義務教育の始まる小学校では費用がかからず、国民健康保険という制度も国民に優しいと称賛。この健康保険に関しては、外国人でも日本に住んでいれば加入することができ、高額になりやすい入院費なども一部の負担で済み安心だと伝えている。

 3つ目は「貧富の差」が少ないこと。日本ではどんな職業でも給料の格差がそれほど大きくはなく、高額所得者は税金が高いことも貧富の差を抑えるのに貢献していると論じた。最近では日本も貧富の差が広がりつつあることが社会問題となっているが、共産主義であるはずの中国の貧富の差は日本の比ではなく、富裕層は日本人の想像の上を行く金持ちだが、貧困層の生活は驚くほど貧しい。
 
 記事は最後に、中国は経済力では日本を抜いたが、日本からはまだまだ学ぶべきところがあると結んだ。こうしたソフト面では、中国は遅れている面が多く、この点日本はずっと暮らしやすい国と言えるだろう。中国自身もいまだ「開発途上国」だと自称しており、ぜひ民衆の益となる形で発展をし続けてもらいたいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)