高速鉄道など一部の技術が世界に通用するレベルになっていることを誇りとする中国人は多い。中国メディアの快資迅は16日、「日本人が中国高速鉄道を高く評価しているが、1つだけ評価が最悪だったものがある」と紹介する記事を掲載した。

 記事は、中国国内における都市開発のスピードは目を見張るものがあり、特に高速鉄道路線の拡大は、中国人の長距離移動を格段に快適かつ便利なものとしたと称賛。中国高速鉄道は新幹線と比較されることが多い存在だが、では「日本人が実際に中国高速鉄道を体験すると、どのような評価をするのか」と疑問を投げかけ、日本人客の意見を紹介した。

 記事によれば、この日本人は「中国高速鉄道は非常に優れていて、申し分無い」と、これまで抱いていたイメージが覆されたことに驚きを示している。日本人の多くは新幹線と中国高速鉄道を比較し、新幹線の方が優れているというイメージを持っているのかもしれない。しかし、こうしたイメージとは別に、中国高速鉄道にも「乗車券がネットで簡単に購入できる」こと、また「車内が清潔で、座席の空間も広くて心地よく、座座席には充電用電源が配備されている」ことなど、細かな部分にまで行き届いた設計がなされていることは驚きであったようだ。

 さらに、車内前方に運行速度が表示されるが、「スピードが出ていても車内では一切揺れを感じず、車内を普通に歩くことができる」というのも驚きだったらしい。ただ、ここまで高く評価した日本人が「唯一、最悪の評価を下したあるもの」とは「車内販売されている弁当」であり、「値段が安くはないのに美味しくない」と大きな失望を示したと紹介。

 ここまで快適な空間やサービスを提供できているにも関わらず、食の大国であるはずの中国の弁当は「白いご飯におかずが3品、味気ない容器に詰められた、なんの創意工夫も無い中身」であるため、日本人のみならず多くの外国人客が「期待外れ」と肩を落とすようだ。高速鉄道で販売される弁当は、中国人からも不満の声が多く寄せられているだけに、記事は「日本人の指摘に対して、こればかりは反論できない」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)