中国メディア・東方網は20日、「日本ではお金持ちがマンションに住み、そうでない人が一軒家に住む」とする記事を掲載した。集合住宅が基本の中国人にとって、一軒家に住むというのは「夢のまた夢」という認識のようだ。

 記事は、「家探しは人びとの生活を悩ませる大きな問題だ。不動産価格の上昇も相まって、一軒家に住む夢は永遠に実現できなさそうである。しかし、日本ではお金持ちが高層マンションに住み、あまりお金のない人が広々とした一軒家に住むという不思議な現象が起きているという」と紹介した。

 そのうえで、「一見奇妙に思えるこの現象だが、日本の習俗に基づいて考えればちっとも不思議なことではないのだ」と説明。日本では一軒家を購入すると土地の所有権も一緒に購入することになるが、土地の値段が高すぎる東京の中心地では一軒家は非常に少なく、近郊や農村に多く存在する一軒家は地価が低いことから比較的低価格で手に入れることができると伝えた。

 一方で、東京は土地が狭く地価が非常に高い一方、十分な雇用の機会、高いレベルの学習を受ける機会、さらに、最新技術を利用する機会が密集しており、セレブや高給取りのサラリーマン世帯が都心部の高層マンションを購入して住むのだと紹介している。

 記事は、土地が狭い故に東京の都心ではほとんど一軒家を見かけないと紹介しているが、オフィス街や官庁街はさておき、実際に都心部を歩いてみると結構一軒家があるものだ。中国からやって来た人にとっては「ただでさえ人が多くて土地が狭い東京に、どうしてこんなに一軒家があるのか」と疑問に感じるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)