ジャイアントパンダは中国だけに生息する動物であり、日本で飼育されているパンダは中国から「レンタル」しているものだ。中国メディアの快資訊は17日、「日本ではパンダの人気が凄いことになっている」という記事を掲載し、日本のパンダ人気は「異常なほど」と伝えている。

 記事はまず、パンダの野生での生息数の減少に伴い、1982年から中国政府はそれまで行ってきた「無償寄贈」をやめ、「研究や繁殖を目的の期限付きの貸出し」をするようになったと伝えている。そのレンタル料金はパンダ1頭で年間100万ドル(約1億1200万円)で、不慮の事故によりパンダが死亡した場合には50万ドル(約5600万円)を中国に支払う必要があることや、繁殖に成功した場合子パンダが3歳になった時点で中国へ返還する必要があると紹介した。

 続けて、厳しい条件があるにもかかわらず、世界各国はパンダを飼育したいと考えているとしながらも、特に「日本はパンダが異常なほど人気である」と伝えた。1972年に中国から「カンカン」と「ランラン」の2頭のパンダが贈られた際には、4000万円を投じて約300平米もある冷暖房完備のパンダ専用の檻が造られ、一般公開されると徹夜で並ぶ人がいたり、数分パンダを見るために3時間並んだ人たちもいたことを紹介し、中国人から見ると「日本人は中国人以上にパンダ好きで、日本のパンダ人気は異常」と伝えている。

 パンダ外交という言葉のとおり、中国はパンダを国家間の駆け引きに利用してきた。パンダを巡って日中間には様々な思惑もあるだろうが、パンダの存在が日中友好の架け橋となっていることは間違いないと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)