日曜夕方のテレビは長寿番組が並んでいる。1966年に放送開始し、放送回数が2600回を越した「笑点」。25年間放送されてきた「ちびまる子ちゃん」、そして、忘れてはならないのが来年放送開始50周年を迎える超国民的アニメ「サザエさん」だ。中国メディア・東方網は19日、「最長寿ながら、絶対に海外進出しない日本のアニメ」としてサザエさんを紹介する記事を掲載した。

 記事は、「幼いころ、日本のアニメ作品をたくさん見た人は多いだろう。例えば、ドラえもん、名探偵コナン、ちびまる子ちゃんなどだ」とし、日本の名作アニメの数々が次々と中国に放送、放映されてきたことを紹介。その一方で、「しかし、日本の本土で最も長く放送されている最長寿のアニメが何だか知っているだろうか。それは、サザエさんなのである」と伝えている。

 そして、サザエさんが「国民的アニメ」と称される理由について「1969年から約50年間、この作品は同じ時間に途切れることなく放送され続けており、放送期間が最も長いテレビアニメとしてギネス記録にも認定されているのだ。その内容は季節の変化に合わせたもので、お花見の時期には3世代が同居するサザエさん一家も花見をし、夏になれば海水浴に行く。そして、年越しの時期にはサザエさん一家もみんなでこたつを囲んで新年を迎えるのである」と説明した。

 さらに、デジタル技術の発展によりアニメ業界でもデジタル制作が主流となるなかで、サザエさんは日本で最後まで従来のセル画制作を続けてきた作品としても知られていることを伝えた。ちなみに、サザエさんが完全に「デジタル化」したのは2013年とのことである。

 記事はまた、この「超国民的アニメ」は地域の活性化にもつながっており、作品の舞台とされる東京・世田谷の桜新町ではサザエさん通りが誕生し、サザエさん一家の銅像が建てられたほか、作者の長谷川町子記念館も作られたと紹介。「日本を旅行する時には、ここもぜひ訪れてみよう」とした。

 1969年に放送が始まったアニメのサザエさんは、翌70年の大阪万博に一家で出かけている。先日、2025年に2度目の大阪万博開催が決定したが、サザエさん一家も再び大阪で開かれる万博に足を運ぶことになるのだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)