日本では大学生や高校生が長期休暇や週末などを利用してアルバイトをするのは珍しいことではない。中国メディアの今日頭条は14日、「日本人はなぜこれほどアルバイト好きなのか」と疑問を投げかけ、日本の学生アルバイトの実態を紹介する記事を掲載した。

 中国では、「学生は学業にひたすら専念する」という考え方が一般的であり、学業に打ち込まなければ激しい競争に打ち勝てないという現実がある。それゆえ、学生アルバイトの募集はあっても大学生からで、数も多くはない。もし小遣いが足りない場合は親に求め、親も子が勉強に打ち込めるようにと、成績さえよければ子が求めるものは買い与えるという人が多い。

 記事は、日本では労働力の不足が深刻であり、最近も出入国管理及び難民認定法が改正され、外国人労働者の受け入れに積極的な動きが見られると指摘。そして、日本は以前から「人手不足を補うために学生アルバイトの求人がされていて、学生も自分の欲しいものを買うため、バイト経験のある人は少なくない」と説明した。

 中国人にとっては家庭の事情が無い限り、子どもにアルバイトをさせるのは考えられないことであるため、日本の学生が行うアルバイトはどのようなものなのか興味が湧いたようだ。

 日本の学生が行うアルバイトの種類は様々だが、正社員とは異なり短期間で募集されるものは、労働力の不足を補う比較的簡単な内容のものが多いと紹介。しかし、社会人になる前の若者たちがアルバイトを経験し、「正社員と同じように時間を厳守し、勤務時間は真面目に働くことを学ぶ」のは、日本独特でありつつも非常に有益と感じられたようだ。

 また、中国のファーストフード店などの時給は16元(280円)ほどなので、日本の時給を知って衝撃を受ける中国人は多いようだ。記事には中国人ネットユーザーから時給の高さを羨む声が寄せられたが、中国で働くアルバイト店員の態度は往々にして不愛想でやる気がない。これは時給の低さから来ているのか、それとも店の要求が低いのかと考えてしまう。日本を訪れ、サービスの質が高いことに驚く中国人が多いのも無理はないだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)