毎年多くの中国人が日本を訪れている。距離的に中国から近いことや、日本の魅力的な文化や安心して観光ができる環境が多くの中国人を日本に引き寄せる要因となっているが、日中どちらも文字の表記に漢字を使用していることも中国人にとっては親近感を覚える要因のようだ。だが注意も必要で、同じ漢字でも日本と中国では意味の異なるものも存在している。

 中国メディアの捜狐は11日、「日本へ行く場合、中国人が特に気を付けるべき漢字」という主題の記事を掲載し、日本でよく見かけるものの「中国語と意味が異なっている単語」や、違う漢字が使用されている「言葉」を紹介し、「誤解しないように」と伝えている。

 記事は、日本の飲食店で料理を頼む際に使用したり、券売機に表示されている言葉として「注文」という漢字が使用されていると紹介。この注文という言葉は中国語では「注釈の文章」という意味で使用されているゆえ「誤解しないように」と伝えた。

 次に「薬味」という漢字について紹介。中国人にとってはラーメン店などで見かける機会が多い言葉と言えるが、中国人が「薬味」という漢字を見て連想するのは「漢方薬」であると紹介し、日本の飲食店で用意されている薬味は漢方薬のことではなく、料理の味を変化させたり、風味を変化させる食べ物を指すと紹介した。また、「湯」と表示されていたら日本人であれば「お湯」または「銭湯」を連想するが、中国人は食事の際に提供される「スープ」を連想すると伝えた。

 他にも記事は日本語と中国語で使用されている漢字が異なっている単語について、日本語で「切符」を意味する言葉が中国語では「票」であったり、日本語で「入力」と表記するが中国語では「輸入」と表記することなどを紹介し、「誤解しないように」と読者に伝えた。

 記事が紹介したことと全く同じことが、日本人が中国を訪れた際にも起こる。中国ではすべてが漢字で表記されているため中国語が分からなくても大体の意味は理解することが出来るが、使用されている漢字が全く異なっている言葉もあるゆえ誤解しないよう注意したいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)