中国では結婚する際に男性側がマンションや車を所有していることが条件として求められることがある。マンションの価格が高騰している昨今では、若い男性にとってマンションを用意するのは経済的負担が非常に大きいため、親が子にマンションを買い与えることが一般的となっている。一方、日本では親が子に家を用意しないことを知って驚く中国人は多い。

 中国メディアの今日頭条は16日、「なぜ日本の親は子どもに家を買い与えないのか」と疑問を投げかける記事を掲載し、日中の親子関係の違いについて紹介している。

 記事はまず、中国では親が結婚する子どものために新居となるマンションを準備することが一般的で、もし、親がマンションを準備してくれないとしたら子どもは「親は自分を愛していない」、「親に経済的な能力がない」と判断すると伝え、中国の親子には「相互に依存する関係」が築かれていると紹介した。

 一方、日本では親が子どもの結婚にあたって新居を準備してあげることはまずないと紹介、日本では親が子どもに家を買い与えた場合に「贈与」とみなされ、高額な「贈与税」を支払わなければならないことが法律で定められていると紹介。こうした制度は親が子どもに家を買い与えない理由の1つとなっていると伝え、日本の親子は「相互に尊重する関係」となっていると紹介した。

 中国では長く続いた一人っ子政策のほか、祖父母が孫の面倒を見る習慣といった要因ゆえ、甘やかされて育った子どもが多い。結婚する際、親にお金を借りてマンションを購入し、徐々に返済する若者もいる一方、親が莫大な財産を築き不自由なく生活している「富二代」と呼ばれる人たちも多く、マンションから車まで買い与えられる若者も存在している。

 日中のどちらの親子関係が良いかは別として、記事は日本では子どもが成人した後は独立することによって、親子であっても互いに不必要な負担をかけないよう、独立した関係が築かれていることを高く評価した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)