中国製造2025を提唱する中国では、製造業の長期発展戦略を掲げているが、実際のところ中国の製造業には改善の余地が非常に多いようだ。中国メディアの快資訊は16日、日本人の目から見た中国の製造業の5つの特徴について紹介する記事を掲載した。

 記事がまず挙げたのは、「中国企業は倒産するのが早いこと」だ。日本には創業100年を超える企業や店は珍しくないが、中国には100年以上の老舗企業は数えるほどしかない。記事は「日本の企業は技術開発を非常に重視している」ことと関係があると分析し、中国は不動産や金融ばかりに頼るのではなく、日本に倣って着実な技術開発を進めるべきだと論じた。

 2つ目は「追及するものが違う」こと。中国の企業はとにかく早く儲けることを追求し、少し成功するとすぐに多元化して不動産投資などに手を出すが、日本の企業は製品そのものに関心があり、徹底的に開発するのだという。それで、「中国は金もうけだけで、日本こそ本当の意味で事業をしている」と感想を述べている。

 3つ目は「技術に対する理解」が違うという。中国の企業にとって技術は「買う」もので、最先端の設備を導入することを意味するが、技術を学ぶための時間とお金をかけようとはしないという。一方の日本は、技術を学ぶためにはお金も苦労も惜しまないと分析した。4つ目は「スピードに対する理解の違い」だ。中国はとにかく効率とスピードを追求するが、往々にして品質が付いてきていないと指摘。この点、日本は品質を追求するため発展はそれほど速くないが着実に前へ進み、結局のところ中国は日本に大きく差をつけられているのだと論じた。

 5つ目は「ルールに対する理解の違い」だ。日本人は生真面目にルールを守るが、中国は「小賢しい」人が多いと指摘。社会の進歩と文明の度合いはルールに対する見方から分かるとし、臨機応変にルールに対応する中国を嘆いた。中国は米国との貿易戦争もあって中国製造2025の目標見直しを迫られているとの報道もある。まずは日本の製造業に倣って基本的なところから見直しをした方が良いのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)