中国メディア・東方網は17日、「東京で下水道が観光スポットになった、しかも昼ごはん付きだ」とする記事を掲載した。

 記事は、「普段対外的に開放していない大型の下水道施設を観光資源に変えるべく、東京都と旅行会社が協力して、下水道設備や下水道施工現場の観光プロジェクトが設けられた」とし、14日に多摩川の地下を通る再生水センター連絡パイプの見学ツアーが行われたと紹介した。

 そして、この連絡パイプの長さが約1メートル、幅3.5メートルになっており、災害発生時にある再生水センターが運転できなくなった場合に別の施設で汚水を処理できるようにするために作られたもの、普段は対外的には公開していないと説明。今回のツアーの料金は1人当たり2000円で、昼食込みであるとした。また、今後も東京都の下水局と観光会社は検討を続けるとのことで、来年も引き続きツアーが行われる可能性があると伝えた。

 さらに、ツアーを組織した観光会社の関係者が「普段見られない場所には希少価値があり、見学したいというニーズが高い。今後もこのような企画に力を入れたい」と語ったとしている。

 中国のネット上では、数年前から日本の首都圏にある「地下神殿」として「首都圏外郭放水路」の様子がしばしば紹介されて注目を集めてきたほか、水道施設やゴミ処理施設などさまざまな公共の処理施設が一般公開ていることが伝えられてきた。今回紹介された下水施設の見学ツアーが常態化すれば、改めて中国の人びとから注目を浴びることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)