中国は世界最大の自動車市場だが、中古車市場は成長段階にあるものの、まだ「未成熟」な点も多い。それゆえ中国人にとって日本の中古車市場は非常に成熟していて、安心して取引ができる一方で、日本で販売されている中古車は「非常に安く感じられる」のだという。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本の中古車価格について「白菜価」という単語を用いて「非常に安価」であると伝えつつ、同じ車種でも日本と中国では中古車価格に圧倒的な違いがあると伝えている。

 記事は、中国国内の中古車市場はまだ未成熟であると同時に「混乱した状況にある」と指摘し、中古車の価格や品質に瑕疵がある可能性があるため、消費者側に中古車の事故歴や品質を見抜く眼力が求められる状況にあると強調。一方、日本は中古車市場が成熟しているため、こうした瑕疵が存在する可能性は低く、安心して購入できると紹介した。

 続けて、日本と中国の中古車市場の違いはそれだけではないとし、日本の中古車は非常に安く、まるで「白菜価」であると指摘。「白菜価」という言葉は中国語で「取るに足らない価格」、「非常に安価」であることを意味する単語だが、中国であれば12ー15万元(197万ー246万円)ほどする中古の日系車も、日本国内では7万元(115万円)ほどで購入できると紹介。

 また、中国ではなかなか手に入らない高級ミニバンも日本の中古市場では14万元(約230万円)ほどで売られているが、中国の中古市場であれば40ー50万元(657ー821万円)はすると指摘したほか、高級SUVも日本では20万元(328万円)ほどで買えるが、中国では35万元(575万円)を下回ることはないと指摘した。

 中国の中古車市場は近年、急激に拡大しており、日系車は中古でも品質が高く、壊れにくいため人気だと言われている。中国では新車を購入する際に「中古での下取り価格」を重視する消費者は多いが、日系車は中古車市場で人気が高いため、下取り価格も高めであることが多いようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)