中国メディア・東方網は16日、ある中国人観光客が日本を旅行して感じたことを紹介する文章を掲載した。この中国人観光客は、環境保護に関するちょっとした「工夫」に大きな感銘を覚えたようである。

 文章の作者は、数日前にツアーで大阪、奈良、京都、東京などを巡り、リアルな日本社会の状況や日本の文化、人情などに触れたと紹介。特に日本人の環境保護に対する厳しさ、真剣さに驚きを覚えたとし「賑やかな商業街、静かな神社や農村と、どこでも環境保護が重視されている。空は青く晴れているが、現地の環境はまるで雨に洗い流されたかのようにきれいに輝いていて、整然としているのだ」と評した。

 そして、ツアーを担当した日本在住13年になるという中国人ガイドが「日本は環境を重視していて、ゴミの分別も非常に厳格だ。ルールを守らないと厳しく罰せられることもある」と語ったことを紹介するとともに、その例として「飲み終わったペットボトルはわれわれであればそのまま捨ててしまうが、日本ではキャップ、ラベル、本体と別々に処理するのだ」としている。

 そのうえで、自身の隣に座っていたツアー参加者が飲んでいたペットボトル飲料について言及。「飲み終わってラベルをはがすと、何ととてもきれいなお花になったのだ。こういった細かい部分に対する、日本人の創意は実に素晴らしい」と伝えた。どうやらこのツアー客は、ラベルをはがすと花形のリボンになる「リボンボトル」のコカ・コーラを飲んだようだ。

 文章は「日本では幼稚園からルールの教育を受け、さまざまなルールに対して敬虔な態度を持つようになる。ごみの分別や環境への配慮は、わたしたちだって知りたくないわけじゃない。しかし、小さい頃にこのような教育を受けてこなかったし、監督管理も厳しくないので、これほどまでに強い環境保護の意識が生まれないのだ」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)