中国メディア・東方網は15日、日本、米国、そして、中国の人口100人あたりの自動車保有台数を比較して紹介する記事を掲載した。その数字からは、中国の自動車市場には、まだまだ巨大な潜在力が存在することを感じずにはいられない。

 記事は「現在、生活条件が徐々に良くなり、多くの人がマイカーを購入するようになった。一方で、自動車が増えたことで多くのオーナーが苦悩も抱えている。それは、時間を間違えて外出すればどうしようない渋滞にはまって身動きが取れなくなってしまうことだ。そこで疑問に思うのは、中国にはいったいどれだけの自動車があるのかということだ」としたうえで、日本、米国、中国の人口当たりの自動車保有比率を紹介している。

 まずは日本だ。20世紀後半に急速な経済発展を遂げたのに伴い自動車所有台数がうなぎ上りに増えていった日本では現在、約7400万台の自動車が存在すると紹介。人口100人あたりに換算すると約59人が自動車を1台所有している計算になることから、「この数字には、多くの人が非常に驚く」と伝えた。

 続いては、米国である。「米国は自動車の保有台数の絶対数が非常に多い。なぜなら、米国は土地が広大な一方で人が少なく、どこかへ出かける場合には往々にして長い距離の移動が必要になる。このため、米国人にとって自動車は欠かせない存在なのだ。以前の統計では、米国内に2億5000万台の自動車があるとされた。人口100人当たり80人が1台持っている計算になる。長きにわたり自動車産業が発展してきたのだから、これぐらい自動車が多くても想像の範囲内と言えるだろう」と紹介している。

 そして、最後に中国について言及。中国も急速な自動車の普及により、全体の所有台数は2億台前後にまで達しているとする一方で、人口に対する比率で計算してみると100人当たりでわずか14人しか自動車を所有していないことになると指摘。日本や米国に比べるとその数ははるかに少ないことを伝えた。

 中国の総人口は約14億人である。仮に自動車の普及比率が日本と同じ「100人に60人」となれば、中国の自動車保有台数は8億台を超え、米国の「100人に80人」水準に達すれば軽く10億台を突破することになる。あくまで単純計算に過ぎないが、それにしても中国の「ケタ違い」ぶりを感じざるを得ない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)