外国での生活ではまず住まいを探す必要があるが、部屋を借りる際の初期費用や習慣は日本と中国でも多少の違いがあるようだ。中国メディアの今日頭条は、日本で部屋を借りる際の初期費用がいかに高いかについて紹介する記事を掲載した。

 まず記事は、日本での部屋探しから契約までの流れを紹介。外国人に部屋を貸したがらない大家もいるため、外国人可であるかを確認する必要があると注意を促している。そのうえで、契約時の初期費用について紹介。家賃は月払いであるものの、契約時には1カ月分の家賃のほかに、敷金、礼金、共益費、管理費、火災保険料、不動産仲介料、鍵の交換費用などが発生するため、家賃の数カ月分は必要だと伝えた。

 記事は「このように中国とは大きく異なっており、不動産屋に対して、初めから安くしてもらえないかとか、なぜ初期費用がこんなにも高いのかと言わないように」と注意を促している。

 実際のところ、中国での部屋の賃貸も初期費用は意外とかかると言える。家賃は4カ月ごとに支払うケースが多く、ほかに保証金として1カ月分の家賃、不動産仲介料として半月分の家賃を支払う場合が多い。したがって初期費用は4カ月半分の家賃がかかるのが普通だ。土地や大家によっては家賃半年払い、1年払いを要求してくる場合もあるので、日本以上に初期費用が掛かるケースもある。

 日本で部屋を借りる場合に、多くの中国人が納得いかないことの1つが礼金であろう。最近では日本でも礼金なしという物件も増えてはいるが、中国にはない習慣で「家賃を払うのに礼金とはおかしい」と思う人が少なくない。

 また、敷金についても、戻ってくるのが建前ではあるが、実際に退去する時にはいろいろと引かれてほとんど戻ってこない場合が少なくない。中国で部屋を借りる場合の保証金は日本の敷金に相当するが、退去時にはほとんどの場合きちんと戻ってくるため、あまり戻ってこない日本の敷金はやはり多くの中国人にとって納得がいかないだろうが、これは日本人でも多くの人が疑問に感じている点だ。いずれにしても、こうした違いをよく理解したうえで、部屋を借りることが余計なトラブルを避けるために必要だと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)