中国メディア・東方網は14日、中国では人間が食べずに農家が鴨のエサにしている「藻」が、日本では長寿の食べ物として珍重され、毎年大量に中国から輸入しているとする記事を掲載した。

 記事はまず、「山にいれば山のものを食べ、水にいれば水のものを食べる」という話があるように、山に住む人は野草やキノコを食べ、海の近くに住む人は魚やナマコを食べるとしたうえで、「水の食べ物には魚のほかに藻類もある。藻類には多くのアミノ酸やミネラルなどが含まれているのだが、味が今一つなのでわが国ではあまり食べられていない」と説明。その例となる食材の1つが、ヒジキであるとした。

 そして、「ヒジキという食べ物を多くの人は聞いたことがないだろう。なぜなら、中国では食べ物として扱われておらず、食べる人がいないからだ。ヒジキには生臭さがあり、なかなか食べなれないのである。しかも、大量に生い茂っていて、味のわりには採集するのが面倒という点もある。なかには採集して帰る人もいるが、それは自分で食べるのではなく、鴨に食べさせるのだ」と伝えている。

 そのうえで、日本ではこのヒジキが日常的に非常に好んで食べられる食品の1つであると説明。その理由は主に栄養価の高さにあり、たんぱく質、カルシウム、リン、鉄を始めとするさまざまな栄養物質が含まれていることから、日本人はヒジキを「長寿の食べ物」を称しているとした。そして、日本ではヒジキの生産量が限られているため、大量に中国から輸入していることで需要を満たしているのだと紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)