日本では地下鉄や新幹線の車両内で居眠りをしている人を見かける機会が多い。これは寝ていても誰かに荷物を持ち去られる危険がないからこそ可能であり、治安の悪い国では到底考えられないことだ。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本ではいつでも、どこでも居眠りをしている人の姿を見ることができると伝えつつ、日本ではなぜ「どこでも居眠りをすることができるのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、中国国内では公共交通機関で居眠りをする人などいないと指摘し、居眠りばかりしている日本人に対して中国人は「寝不足なのだろうか」という疑問を抱かざるを得ないと主張。確かに日本人の睡眠時間は他国に比べて短いという統計があることは事実だと指摘し、しかも日本には昼寝をする文化もないため、居眠りをしてしまうのではないかと主張した。

 一方、日本では居眠りをしている人に対して、周囲の人も見慣れた光景として意に介さない様子であることは、欧米人から見ると不思議な光景に映ると主張。だが、日本では居眠りをするのは「勤勉の証」でもあるかのように扱われているとし、日本人が睡眠不足なのはそれだけ会社や企業のために社員が時間を捧げていることも背景にあると主張した。

 記事は、中国の伝統概念では「家庭」こそ最重要であり、仕事が終わればまっすぐに家に帰る人が多い中国人が多いの対し、日本人は仕事が終わると顧客や同僚と酒を飲みに行くケースが多いと紹介。そして、夜遅くまで酒を飲むため翌日に居眠りをすることになるのだとし、勤勉な日本人は一生懸命仕事をする一方で、寝不足に陥って昼間に居眠りをする文化があるとし、こうした文化は中国人にとっては理解しがたいものだと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)