中国でもインスタントラーメンは小腹が空いた時の軽食や、忙しい時の食事として人びとに親しまれているが、同じインスタントラーメンでも日本と中国では味をはじめ、様々な点で違いがある。中国メディアの捜狐は8日、日本の即席麺を紹介する記事を掲載し、「中国のインスタントラーメンとは全く異なっている」と伝えた。

 インスタントラーメンは1958年に日清食品の創業者である安藤百福氏によって発明され、20世紀における偉大な発明品の1つとされている。記事は、「日本のインスタントラーメンは使用する小麦、水、塩、でんぷんにこだわっているため、消費者がお湯を注いで待つというところまでは中国と同じだが、中国のインスタントラーメンと食べ比べると味は全く異なっている」と主張し、日本のインスタントラーメンは非常に美味しいと伝えている。

 では、中国ではどのようなインスタントラーメンが販売され、消費者に親しまれているのだろうか。中国では「牛肉味」、「酸辛味」、「海鮮味」などの人気が高いようだが、日本ではあまり使われない香辛料が入っていたりなど、味はまったく日本のインスタントラーメンと違っている。販売価格は袋入りインスタントラーメンであれば1袋3元(約50円)、カップラーメンであれば1個5-6元(約80―100円)ほどで販売されている。

 また、中国のインスタントラーメンにはカップの中にプラスチック製のフォークが入っていて、自分で箸を用意する必要がないのは便利だ。また、多くの人が高速鉄道や長時間列車での移動の際にインスタントラーメンを持参して列車に乗り込む。お湯は列車内で無料で提供されている。

 日本で誕生したインスタントラーメンはラーメン発祥の地である中国でも広く食べられていて、インスタントラーメンを調理して提供する飲食店も多数存在しているほどだ。中国を訪れる機会があれば、中国のインスタントラーメンを味わってみてはいかがだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)