日本人の平均寿命が伸び続けている。2017年の日本人女性の平均寿命は87.26歳、日本人男性は81.09歳となり、ともに過去最高を更新した。一方、中国人の平均寿命は76.4歳ほどで、日本人とは大きな差がある。自立した生活ができる期間を数値化した健康寿命においても日中では大きな差がある。

 中国メディアの今日頭条は7日、「なぜ日本人の平均寿命は中国人を遥かに超えているのか」と疑問を投げかける記事を掲載し、日本人の寿命が長い理由を分析し、「考え深いものがあった」と伝えている。

 記事は、日本人の寿命が長いのは「食生活」が大きく関係していると分析している。日本人の食生活は味付けは油や塩を多用しない薄味であること、魚を好んで食べること、さらに食べ過ぎないことが特徴であると紹介し、殺菌作用のある緑茶を好んで飲んでいることも伝えている。次に「生活習慣や生活環境」を指摘した。日本人の多くも忙しい生活を送っているため運動の時間を取りづらいが、車ではなく公共の交通機関や自転車、または、徒歩で移動することによって適度な運動をしていると伝えた。

 一方、中国では油や調味料をふんだんに使用した料理をお腹一杯食べることが好まれていて、高温で調理するため食材の栄養素が失われるだけでなく、発がん性物質へ変化してしまうこともある。また、近年ランニングやシェア自転車に乗っている人を見かけるようになったが、多くの人は電動バイクや車で移動することを好むため、慢性的に運動不足の人が多いのが現状だ。

 それゆえ中国では肥満の人が急激に増えていて、生活習慣病にかかる人も少なくない。記事は日本人の寿命が長い理由は「豊かになりつつある中国人にとって考えさせられるものだ」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)