中国人は日本人に比べ、結婚や子どもなど「家庭」や「血族」を重視する傾向が見られる。しかし、中国では長年行われてきた一人っ子政策が引き起こしたことが大きな社会問題になっている。中国メディアの快資迅は10日、「中国で3000万人もの男性が結婚できず独身で過ごすことになる」という記事を掲載した。

 日本では結婚や子どもを持つことに対する考え方は多様化してきており、どのような人生を送るかという選択肢も個々の価値観によって異なることを社会が受け入れるようになってきている。しかし、中国では今も「子どもは老後の保障」と考えられており、「若いうちに結婚し、子どもを持つことが人として当たり前の生き方」とみなす人が多いため、20代で結婚して子どもを持つ人が非常に多く、30代になって結婚していないと本人も家族も周囲からの大きな圧力を感じるようになると言われる。

 日中では結婚に対する価値観が大きく異なるため、中国で3000万人もの男性が結婚できず独身で過ごすことになるという分析は中国人に大きな衝撃を与えたと言える。記事は、結婚できない男性が増えた背景に、「中国で長く続いた1人っ子政策によって男女比率が不均等になったこと」と、「独立を尊び、自由を求めて独身でいることを選ぶ中国人女性が増加していること」の2つの要因があると主張した。

 続けて、中国で深刻化するこの問題に対し、「海外から結婚相手を探す」ことは1つの解決策となると指摘。なぜなら、「中国も徐々に国際化が進み、国際結婚に対しても見方が変化している」ためであり、ロシア人女性と結婚する中国人は少なくないと主張した。

 こうした中国の危機的状況において、「メディアの影響を受け、日本人男性と結婚することに憧れる中国人女性もいる」と訴え、「中国の窮地に日本が乗じているのでは」と批判。それほど現在の中国での男女比率の歪みは深刻な問題となっていると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)