多くの中国人が旅行で日本を訪れるようになり、日本や日本人の生活がより理解されるようになったが、実際に住んでみて初めて見えてくるものがあるようだ。中国メディアの今日頭条は11日、「日本で生活して分かった6つのこと」と題する記事を掲載し、旅行では分からない日本人の生活について紹介した。

 1つ目として、「ごみ収集の作業員が公務員である場合がある」と紹介。給料もなかなか良く、ボーナスも出ると待遇の良さを伝えている。最近では民間への委託が進み、公務員ばかりではないものの、中国ではごみ収集を学歴のない人が就く薄給のきつい仕事と捉えているのとは違い、日本では安定した職業であることに驚いているのだろう。

 続いて2つ目に、「野菜や果物が非常に高い」と紹介。特に果物は極端に高く感じるという。「桃1個の価格で中国なら5キロ買える」とその「極端」ぶりを伝えているが、青果は時期や気候によって価格が変動するため、普段ならここまでの差はないと言える。3つ目は、治安が良いので「警察が暇」だと伝えている。

 4つ目には「男性はATM」、5つ目は「レストランに男性向け、女性向けがある」と指摘。記事の中国人筆者は、日本では男女が不平等だと言いたいようだ。男性はあくせく働き昼食もラーメンやおむすびで済ませている時に、女性は昼間から優雅におしゃれなレストランでおしゃべりしているとしている。中国では、子どもを生んでも田舎の親などに預けてすぐに職場復帰する女性が多く、レストランも男性ばかり、女性ばかりの店が少ないのでそう感じるのかもしれない。最後に記事は、「公務員にはボーナスが出る」と紹介した。わいろも禁止で、贈り物を受け取ることもできないとその厳しさを伝えている。

 物価に関しては、食費が高いとはよく言われるところだ。しかし、旬の野菜や果物が安く、季節外れのものは高いのは中国でも同じである。また、日本の公務員の待遇の良さも紹介しているが、公務員や役人の収入でいえば中国の方が圧倒的に高いと言えるだろう。最近では厳しくなったとはいえ、いわゆる「灰色収入」が多いからだが、それだけ日本は腐敗が少ないということであり、やはり日本の生活をうらやむ中国人は多いのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)