中国では日本以上にネット通販が普及していて、ネット通販によって経営が成り立たなくなるリアル店舗が増えている。日常のあらゆるものを通販で購入するという中国人は少なくない。

 通販を利用するうえで必要不可欠な存在が購入した商品を指定した届け先まで運んでくれる「宅配業者」だ。中国の宅配サービスも進化を続けており、かつては手元に届くまでに数日はかかっていたものが、近年は物流網の整備もあって即日配達も珍しいものではなくなった。しかし、中国人の目線で日本と中国の宅配サービスを比較すると、圧倒的な「差」があるのだという。

 中国メディアの一点資訊はこのほど、中国の宅配業者が荷降ろしする際に荷物を投げたり、乱暴に扱ったりしている様子を写真で紹介しつつ、「日本の宅配業者のサービスはまさに周到で、荷物を手荒く扱うことはない」とし、安心してサービスを利用できるのが日本の宅配業者であると伝え得ている。

 中国では毎年11月11日の「独身の日」に通販サイトが一世にセールを行う。2018年における主要通販サイトの取引総額は11月11日だけで5兆3000円に達し、過去最高を記録した。これだけの金額が動けば、物流業者も大忙しになるわけだが、中国の消費者としては商品購入後、「商品が無事に配達されるよう祈る気持ちになる」のが本音のようだ。また、壊れやすいものを通販で購入した場合、包装が何重にもなっていることが多いため、商品を取り出すのも一苦労という現実があるという。

 記事は、日本では通販で購入した商品はダンボールに入っていて、ダンボールはガムテープで簡単にとめただけの状態で届けられると紹介。しかし、宅配業者は丁寧に荷物を運んでくれるため、消費者は「荷物が乱暴な扱いを受けずに到着するかどうか心配する必要はない」と伝えた。

 さらに、物流が発達した日本では機械で仕分けを行うのが一般的であるため、効率が高く、荷物の紛失などもほとんど存在しないと指摘。日本の宅配業者はまさに「もっとも責任感があって、もっとも信頼できる」と主張し、記事は「中国の宅配業者も日本のようなサービスを展開できるようになって欲しいものだ」と願いを綴った。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)