中国メディア・東方網は9日、日本の保険商品加入に対する意識の高さについて紹介する記事を掲載した。中国における生命保険などの保険商品の歴史はまだまだ浅い。一方、すでに比較的長い歴史を持つ日本社会における保険に対する意識の高さには、中国の人はいささか感慨を覚えるようである。

 記事は、「日本人は、経済的に厳しくても保険を購入する。保険は彼らにとって一番の投資と見なされている。日本人の保険購入量は世界でも屈指の多さであり、熱狂的な状態ともいえる。1人当たり6.5件の保険証書を持っているのだ」と紹介した。

 そして、2008年のアジア金融危機で経済に逆風が吹いた時にも、韓国や台湾などで1人当たり1.3件の保険加入だったのに対して、日本人は平均で5.4件の生命保険や医療保険に加入していたと指摘。これほど日本人が「保険好き」である背景には、日本人が人生の各時期におけるリスクについてしっかり考えているからなのだとしている。

 そのうえで、日本人の典型的な保険購入サイクルについて「20代で学校を卒業したばかりのころは、旅行保険に入ることはあっても生命保険や入院保険には加入しない。30歳を過ぎると入院保険を購入するようになる。そして、結婚する際には男性が生命保険に加入し、その受取人としてフィアンセの名前を記す。さらに、35歳を超えると住宅ローンに相当する金額の生命保険に加入するようになる。さらに、40代50代になって子どもが大きくなると、老後のことを考えて年金保険に加入するほか、遺産に税金がかかるのを防ぐために保険を購入する人もいる」と紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)