日本政府はいずも型護衛艦を改修し、事実上の空母とした場合の呼称について、空母ではなく「多用途運用母艦」とする方針を固めた。中国ではいずも型護衛艦の空母化について懸念の声が高まっているが、中国メディアの快資訊はこのほど、「多用途運用母艦はアジア最強の空母になる」という見方があることを紹介しつつ、日本の軍事的野心は過小評価することはできないと主張する記事を掲載した。

 記事は、日本がいずも型護衛艦を改修し、事実上の空母として運用しても「多用途運用母艦」という呼称を使用するのは、日本の憲法では攻撃型空母の保有は許されないと解釈されているためであり、「空母を保有することが日本にとって憲法違反になるためだ」と主張した。

 続けて、F-35Bは世界先端のステルス戦闘機であり、それを艦載する時点で日本の多用途運用母艦は中国の空母・遼寧艦の戦闘能力を上回ることになると指摘。いずも型護衛艦が現時点で何機のF-35Bを艦載できるかは不明であると指摘する一方、保守的に見積もっても12機は可能であり、16機ほど艦載できたとしても意外なことではないと論じた。

 さらに記事は、日本がいずも型護衛艦を空母に改修することの可能性は数年前から指摘されていたとし、これがまもなく現実のものとなる以上、日本の軍事的野心は過小評価することはできないと強調。現時点で日本は大陸間弾道ミサイルなどの大量破壊兵器を保有していないが、将来も同じように保有しないとは限らないと主張している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)