中国よりも先に経済発展を遂げた日本は、収入が中国よりも多い一方で物価もまだまだ中国より高い。食べものは野菜でも肉でも魚でも決して安くないのだが、近ごろ中国のネット上では「日本は果物が肉より高い」という認識が定着しているようだ。中国メディア・東方網は10日、「中国人観光客が日本のバイキング料理を食べると、店が安いものばかり食べてくれると喜んでいる」とする記事を掲載した。

 記事は、日本旅行のなかで欠かせない大きな要素の1つに日本のグルメがあり、一度にさまざまな料理が味わえるバイキング形式のレストランの人気が高いと紹介。「日本はバイキング形式の店が非常に多く、店側もわれわれ中国人を歓迎している。なぜなら、中国人は安い物しか食べないと思っているからだ」とした。

 そして、海産物の値段が高い一方で果物の値段が非常に安い中国からやってきた観光客は、水産資源の豊富な日本でたくさん海鮮料理を食べて帰ろうとすると説明。「日本では海産物は比較的安価である一方、土地が狭いこともあって果物の生産量が少なく、その値段も高いのだ」とし、「高価な果物を食べずに、比較的安価な海産物をたくさん食べてくれるので、日本のバイキングレストランは喜んでいるのだ」と説明している。

 中国人観光客の急増が始まったころは、バイキングレストランで食べきれないほどの料理を取り、大量に残して帰る中国人客が問題視されたが、近ごろでは改善されただろうか。果物よりも海鮮をたくさん食べることで日本のバイキングレストランが本当に喜んでいるかは分からないが、ぜひさまざまな料理を無駄なくおいしく味わってもらいたいものである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)