日本を訪れる中国人観光客が増加しており、自らが日本で見聞きした新鮮な体験をSNSなどを通じて発信する中国人は多い。中国メディアの快資迅は5日、中国人が関心を抱いたという「地下鉄の駅構内で痴漢撲滅を啓発する張り紙」について紹介し、「日本ではそんなに痴漢が多いのか」と驚きを示す記事を掲載した。

 日本の痴漢被害の多くは電車や駅で発生していると言われ、鉄道各社は置換撲滅のために様々な取り組みをしている。駅員が警戒にあたるほか、アナウンスや防犯カメラ、ポスター掲示、女性専用車両が設けられ、一定の効果を上げている。

 ゆえに、日本を訪れる中国人観光客は駅での痴漢撲滅の対策を目にして、中国では見られないこととして注目すると同時に、「日本はここまで啓発しなくてはならないほど痴漢が多発しているのか」と衝撃を受けるという。

 中国でも痴漢行為がないわけではないだろうが、「日本では痴漢行為によるトラブルの発生が多いため、政府は痴漢行為に対して厳格な刑罰や罰則を定めている」と説明した。また、中国の女性は日本人女性と異なり、もし痴漢に遭ったり、そう感じたとしたら、逆に相手を追い詰めるだけの強さを持っている人が多い。それゆえ、日本のポスターに「勇気をもって声を出すように」と女性に呼びかけるフレーズは、中国人にとっては意外に感じられたようだ。

 こうして指摘されると、中国と比べて日本で痴漢撲滅対策に力が注がれているのは、電車内での痴漢の発生率が高いという要因のほかに、「日中の女性の気質が違う」という要因もあるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)