勤勉でまじめな日本人は、仕事に対しても熱心で「仕事人間」という言葉があるほどだ。安倍内閣の進める働き方改革は社会課題ともなっているが、JR東日本は移動時間のロスが少ない駅ナカに、新たな試みとして駅の構内にブース型のシェアオフィスを設置した。現在は実証実験の段階だが、2019年からは駅ナカ・駅チカに本格展開する予定だという。中国メディアの今日頭条は7日、「仕事人間の天国」と題して、このシェアオフィスを紹介する記事を掲載した。

 日本の駅ナカはとても充実している。駅構内には昔から売店などはあったが、近年では、書店、ドラッグストア、高級スーパーをはじめ、人気のスイーツや、雑貨店、飲食店など様々な店舗が入り、理髪店や英会話スクール、歯科などますます充実してきている。

 記事は、日本の駅ナカについて、主に商業施設が入っているが、このごろでは「個人のオフィスまで」設置されるようになったと紹介。日本は今、働き方を変えようという動きがあるが、その流れに乗って今後はどこでも仕事ができるようになると伝えている。このシェアオフィスには、デスクとイス、電源、無料のWi―Fi、暖房などが備え付けてあり、防音効果もあり、1回につき30分間、誰にも邪魔されずに仕事ができると紹介している。

 こうした取り組みが始まっているということは、日本にはそれだけの需要があるということだろう。記事は、品川駅の周辺は東京でも最も忙しい地域の1つで、カフェやベンチなどどこででも、通勤時間のすき間にノートパソコンを開いて仕事しているサラリーマンを見かけるとしている。同様の試みは東京メトロでも行われている。「仕事人間」でほんの少しの時間でも有効利用したい日本人には魅力的なサービスと言えそうだ。

 記事に対しては、「30分だったら自分は何もできない」と時間の感覚の違いを指摘するコメントや、「中国だったらおじいさんやおばあさんのたまり場になる」、「こういう親切なサービスは日本にしかない」など中国との違いを指摘する人、さらには「ビジネスチャンス」ととらえる声も見られた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)