中国では、「日本人は民度が高い」とよく言われる。そのことが如実に現れるのが「列に並ぶ行為」だという。中国メディアの快資訊は3日、列に並ぶ行為について、日本や韓国、インド、中国を対象に比較する記事を掲載し、「文化の違いが見えてきた」と伝えている。

 記事はまず、「インド」の様子を紹介している。インドでは列に並ぶ習慣が定着していないと主張し、早い者勝ちという状況が多々見られ、時には警察が出動し秩序を保つ必要があると主張した。これはあくまでも中国人の主観であり、インドでも列に並ぶ行為は広く見受けられるほか、早い者勝ちという状況は中国でも頻繁に見られるものだ。

 次に、「韓国」では、人の代わりに荷物を並べて待つスタイルが見られると紹介。こうしたスタイルは韓国だけでなく、東南アジアの国でも見られるスタイルのようだ。

 また、記事は「日本」について、列に並ぶのではなく整理券を受け取り、順番待ちすると紹介し、科学技術が導入されているが「最も怠惰な並び方である」と評価している。

 では、当の中国ではどのような状況が見られるのだろうか。近年では都市部の若者を中心に列に並ぶことができるようになっているが、列に並ばず割り込みする人も大勢いることも事実だ。さらに、列に並ぶ時には前後の間隔を空けないように並ぶ必要もある。間隔を空けていると、いつの間にか見知らぬ人が自分の前にいることになるためだ。

 それゆえ、中国で列に並ぶ際には「勤勉さ」が求められる。「文化や習慣の違い」もあるかもしれないが、割り込みされれば誰もが腹立たしく感じることだろう。中国でも銀行などでは整理券で順番待ちするようになっているが、列に並ぶ必要のある機会も多いゆえ、列に並ぶことくらいでストレスを受けることのないよう民度がさらに高まることを期待したい。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)