中国高速鉄道の車内で販売されている弁当に対する乗客の評価は非常に悪い。高額なわりに美味しくないというのがその理由で、コストパフォーマンスを重視する中国人からすれば、中国高速鉄道の弁当は買うに値しないもののようだ。

 一方、新幹線の車内や駅などで販売されている日本の駅弁は中国人の間でも有名で、「美味しさ」、「見た目」、「コストパフォーマンス」を高く評価する声は多い。中国メディアの一点資訊は5日、日本を出張で訪れ、新幹線に乗車したという中国人による手記を掲載した。昼食のために購入した駅弁の蓋を開け、いざ食べようとした時に「仰天した」という。

 中国高速鉄道の車内で売られている弁当は数種類しかなく、彩りなど見た目の美しさはほとんど考慮されていないが、この中国人はまず「日本の駅弁はご当地の食材がふんだんに使われている」ことに驚き、そして、弁当の種類の豊富さに驚いたようだ。駅弁を購入したのはホームにある売店だったようで、店頭に設置してある「サンプル」を見て美味しそうな弁当を選んだという。

 この中国人が駅弁を食べようと、いざ弁当の蓋を開けたところ仰天してしまったという。それはプラスチックで作られた「弁当のサンプル」を渡されたと思ったからだそうだ。実際に手にしていたのは本物の弁当であり、サンプルではなかったのだが、「日本の駅弁は具材も盛り付けも弁当サンプルと差がなかった」ということに大きな驚きを感じたと伝えている。つまり、サンプルだけ美味しそうに作り、実物は手抜きをするといった行為が一切なかったことに日本と中国の違いを実感したのだろう。

 記事には、この中国人の日本の駅弁に対する評価が記してあり、「見た目も味も大満足だった」と伝えてある。「食材は新鮮で、価格も高くなく、選択肢も豊富な日本の駅弁は、蓋を開けるたびに楽しみと喜びを与えてくれる存在」だとし、出張中に駅弁を食べるのが楽しみで仕方なくなってしまったそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)