中国では年間20万人以上の子どもが誘拐され、行方不明になっていると言われる。一方、社会が成熟し、誘拐もほとんど発生しないはずの日本でも年間8万人もの人が行方不明となっていることに中国人は驚くようだ。

 中国メディアの一点資訊は2日、日本では毎年多く人が行方不明になっていると紹介する記事を掲載し、行方不明となる理由と失踪者がどのように生活していくのかについて論じている。

 記事はまず、日本では年間約8万人もの人が行方不明者になっていることを指摘し、「生活環境が良い日本でこれほど大勢の人が行方不明になっていることは、中国人には理解できないことだ」と主張。安定した生活を送ることが可能で、テロが起きるわけでもなく、一体何が不満で行方をくらますのかと疑問を投げかけた。

 続けて記事は、日本は自殺率の高い国で、病気や仕事のストレスにより、年間2万人ほどの人が自殺しているとし、行方不明となる人のなかにはこうした自殺者が多く含まれていると指摘。また他にも、日本には世間から逃げてきた人たちが集まるエリアがあり、そこで生活や仕事からのストレスを受けることなく生活している人も少なくないと紹介した。

 これに対して、中国のネットユーザーからは「日本にもお金のない人がいるのか」といった声が寄せられていて、記事が紹介していたことが信じられないという反応を示す人が多く見られた。

 中国は急激に経済が発展しているが、その背後では貧富の差は大きくなるばかりで、貧困から抜け出すことのできない人も大勢いるのが現状だ。より経済が発展し、成熟した社会があるはずの日本でも同じような状況が生じていることは多くの中国人には想像できないのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)