インターネットが普及したことで、日々接する情報量は急激に増加していると言えるだろう。日本を訪れる中国人観光客も、自分が見たものをSNS上に瞬時に上げることができ、日本を訪れたことのない中国人に対してリアルな日本を伝える情報源の1つとなっている。中国メディアの快資迅は3日、「中国人観光客が日本でゴミが散乱した場所を撮影し、その写真を拡散したことに対して日本人が怒っている」と主張する記事を掲載した。

 日本を訪れる中国人観光客が増加し、彼らがリアルな日本をSNS上で個人的に発信することは、訪日経験のない中国人が抱く日本に対する偏見を変化させるものとなっている。しかし記事は、一部の中国人観光客が日本でゴミが散乱している様子を写真に撮影し、SNSで拡散させていると紹介した。足の踏み場もないほどにゴミが散らかった様子は「日本人はマナーが非常に良く、道路にはゴミ1つ落ちていない」と伝え聞いていた話と、「全く違うではないか」と中国人を驚かせたという。

 逆に、こうした写真を目にした日本人は、「中国人が故意に散らかった場所を撮って拡散した」として、顔に泥を塗られたと怒りを感じていると伝えた。

 続けて、日本人の多くが高い民度を持っていたとしても、「マナーが悪い人が1人もいないという意味ではない」と指摘。こうした、リアルな日本の様子は「妄信的に日本は優れていると考える中国人の目を覚ますものとなった」とし、「どんなに素晴らしいものでもマイナスの一面は存在するので、過大評価するべきではない」と主張した。

 実際に拡散されている写真がどのようなものかは分からない。しかし近年、花火大会やハロウィンイベントの後にゴミが散乱して残されていることに対し、国内でも「日本の恥」と嘆く声があるのも事実だ。せっかく築いた良い評価に自ら泥を塗る行為は避けるべきではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)