中国メディア・東方網は3日「日本人が怒った時にいつも使う『バカヤロー』という言葉は、翻訳するとどんな意味になるのか」とする記事を掲載した。

 記事はまず、近年中国や日本で「あまりにも内容がひどい」ということでしばしば取り沙汰されてきた「抗日神ドラマ」ドラマについて言及。「その出発点は、民族としての反抗心の宣揚に対する希望だが、ちょっと誇張がすぎる」としたうえで、中国には抗日戦争の歴史をかなり忠実に描いたドラマ作品も存在することを紹介した。

 そのうえで、抗日神ドラマにしろ「比較的まともな抗日ドラマ」にしろ、劇中で最も多く発せられ、しかも唯一聞き取れる日本語が「バカヤロー」であると説明。「日本では、非常に怒りを覚えた時にいつもこの言葉を発する。われわれの理解では、日本の将校が罵るときの常套句であり、確かに日本人は尊厳が激しく踏みにじられると、この5文字を用いて感情をぶちまけるのだ」と解説している。

 また記事は、「バカヤロー」が抗日ドラマで見られるように激しい罵り言葉で用いられる以外に、子どもをたしなめる際の親しげな言葉としても用いられると指摘。「この場合、語調はかなり和らぎ、子どもがミスをした時に大人がそれを正す場合に『バカ』と言うのである。同じ叱る行為でも、前者と後者では雰囲気が全然違う。日本の親が子供に対して『バカ』と言っているのが聞こえた時には、激しく叱っているわけではなく『間抜け』ぐらいだと解釈すればいいのである」と伝えた。

 「バカ」と「バカヤロー」ではだいぶニュアンスが違い、「バカヤロー」というのは、親方が弟子に対して発するような、少々痛烈な、厳しい叱り方という印象がある。ともある、「バカ」にしろ「バカヤロー」にしろ、ニュアンスの幅は非常に広いことは間違いない。これのニュアンスを正確に読み取るのは、外国人には少々難しいかも知れない。(編集担当:今関忠馬)