近年、中国人旅行客の訪日目的が「モノ消費」から「コト消費」へと移行していると言われている。「日本ならではの体験」として、特に人気を集めているのが「温泉」と言えるが、その温泉地において中国人旅行客が疎ましがられる事態が起きているのだという。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本の温泉は中国の温泉と大きく違っているため、多くの中国人が日本の温泉を体験するために訪日していると紹介する一方、中国人のマナー違反が原因で日本人客からの反感を招いていると伝えている。

 記事は、中国人は「スマホで写真を撮影して、友人に送信して共有したがる」と紹介し、温泉地でも写真を撮影しないと「日本に来た意味がない」と言わんばかりに写真を撮影すると紹介。一方、日本人の間では常識だが、「日本の温泉は湯船に携帯電話やスマホを持ち込んではいけない」と指摘する一方、このルールを破り、スマホを湯船に持ち込んでいる中国人が存在すると主張した。

 さらに、中国人に「盗撮する意思」がないとしても、湯船にスマホを持ち込んでいる人を見て、日本人は快く思うはずがなく、こうした行為は「日本ではプライバシーの侵害に当たる」と指摘した。

 また、日本人は面と向かって言わないが、日本人はスマホを持ち込む中国人客たちに反感を抱いているとし、なぜなら日本人にとって温泉は心身ともにリラックスする場であり、それゆえ温泉は静かである方が好ましいと指摘。だが、一部の中国人はスマホでゲームをしたり、歌を歌ったりと、騒がしくしていると主張し、温泉を体験するために日本を訪れる中国人は「郷に入りては郷に従え」という言葉のとおり、日本のルールを尊重しなければならないと呼びかけた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)