中国メディア・新浪軍事は2日、「日本の海上自衛隊はどうして『いずも』を護衛艦と称するのか」とする記事を掲載した。

 記事は、11月28日から30日に東京で開かれた国際航空宇宙展で、米ロッキード・マーティン社がF-35B垂直短距離離着陸型ステルス戦闘機の模型を展示したと紹介。同27日には岩屋毅防衛相が、1兆円を捻出してF-35を100機追加購入する計画であること、そのうち40機は空母上に搭載可能なF-35Bであることを宣言したと伝え、「これは近ごろ流れている日本が護衛艦『いずも』を空母に改造するという情報と図らずも合致する」とした。

 そのうえで「いずも」について、「自衛隊の定義基準では、大型ヘリコプター護衛艦に属する。艦首から艦尾まで直通の甲板を採用し、10トン級のSH-60K大型対潜ヘリ14機、掃海・輸送ヘリを搭載可能で、同時に5機のヘリが離着陸できるという、現在アジアで最強の対潜鑑だ」とした。

 一方で、その機能面では事実上空母に相当するものだと指摘しつつ、「日本での空母の発展は、憲法第9条が依然として最大の障害になっている。日本は戦後、戦争を発動する権利を永遠に法規することを宣言しており、これは日本が空母をはじめとする攻撃性のある武器を開発できないことを意味するのだ」と説明している。

 そして、「それゆえ、日本人は終始断固として『いずも』が空母であることを認めず、護衛艦と呼び続けている。さらに、航空機の離発着の妨げになり得る甲板最前部にわざわざファランクス(近接防御火器システム)を設置することで、『空母ではない』という姿勢を示してさえいる」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)