中国メディア・東方網は2日、「日本人はお墓を市街地の中心に平気で建てるが、夜は怖くないのか」とする記事を掲載した。日本では街の中に墓地があったり、墓地つきのお寺があることは決して珍しくない。しかし、日本を訪れる人にとってはかなりの驚きのようだ。

 記事は、「お墓は中国ではちょっと怖いものであるため、みんな人里離れた辺鄙な場所にお墓を建てる。しかし、日本の東京では全く逆で、中心地にお墓が並んでいるのだ」としたうえで、その理由について考察している。

 まず、中国のお墓が道教文化の要素を強く帯びているのに対し、日本のお墓は仏教と道教が入り混じった思想に基づくものであり、日本では中国よりも死者の霊に対する恐れが少ないほか、お墓を一種の経済的なステータスシンボルと考えていたため、人目に付くような場所に建てることが好まれたと紹介した。

 また、中国ではお墓を移転する行為が比較的多く見られるが、日本では簡単にお墓の場所を移すことができないため、古くに建てられたお墓の多くが現在の市街地や住宅地付近に残っていると説明した。

 そして、「中国では夜の墓地を見るのは恐ろしいことだが、日本ではそうでもない。なぜなら、日本の墓地には往々にして警備が入っていたり、照明がついていたりするからだ」と説明。日本のお墓が中国とは違う、ということを理解していれば、お墓の近くを通ってもそこまで怖さを覚える必要はないのだとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)