週末になるとわが子の結婚相手を求める中高年の市民が公園に集まってお見合い大会がしばしば開かれる、お見合い大国の中国。各国のお見合い事情に対する興味も旺盛で、日本で行われているユニークなお見合いもしばしば紹介される。中国メディア・海外網は2日、日本でDNAの相性を利用したお見合いが行われているとする記事を掲載した。

 記事は、東京のレストランでこのほど、顔にマスクを装着した男女が着席してお見合いを行ったと紹介。主催者は参加者の年齢、職業、年収などの情報を公開せず、単に相手とのDNAマッチング率のみを提供する方式が採用されており、マッチング率は0から100%で、70%以上だと「マッチする」と判定されると伝えた。

 そして、このイベントで利用されている「DNA」マッチング率は、臓器移植の際に患者とドナーの相性を確かめる指標の1つとして利用されている「HLA遺伝子」を元に計算されていると説明。この遺伝子は嗅覚とも密接に関わっており、「男性が着用したTシャツの匂いを女性に嗅いでもらい、女性の嗅覚に基づきそれぞれの男性の匂いに対する嗜好判断してもらうという実験を行ったところ、HLA遺伝子がマッチする男性の匂いを好む傾向が確かに見られた」と紹介している。

 パートナーを探すうえで重要な要素の1つが性格だろう。性格が合わなければたとえ好みの外見でも長く付き合っていくことは難しい。そしてまた、共同生活を営む以上は「生理的に受け付けるかどうか」も問題になってくる。体臭は多かれ少なかれみんなが持っているものであり、その「マッチング」も確かに軽視できない要素と言えそうだ。

 記事は、このお見合いの参加者は20代、30代の女性が多く、参加の動機について、参加者からは「時間を浪費せずに、すばやく相手を見つけたかった」との声が出ていることを紹介。参加するには仲介費用のほかに、数万円の遺伝子検査費用を支払う必要があるとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)